Amazonプライムが終了、というのにいつもやられているなぁ。
もうすぐプライム終了という表示をみて、ちょっと気になり観てみた。
『ベロニカとの記憶』。
年金生活でライカの中古販売を営むトニー。
郵便を届けにきた移民な雰囲気の配達人に不愛想にふるまうなど、けっこうイヤな奴っぽい。偏屈な爺さん、という感じだね。騒がしい子どもに怒鳴りつけるとか、そういう雰囲気は、随所にちりばめられていた。
昔の恋人の母親から遺品が残されたという連絡から思い出される、当時の記憶・・・。
レビューで知ったんだけど、原作は『終わりの感覚』。ジュリアン・バーンズの小説だ。
その小説なら読んでいた。
評判になったので手に取ったんだけど、なんとなく暗い印象の残る作品で、ちょっと気分がダウンした記憶がある。
なんというか、お前は別に誰かの人生の主人公じゃないんだよ、というかなぁ。もう一度読もうという気分にはならなかった。
細かいストーリーは忘れてしまっていたけど。離婚した妻とか、出てきてたっけ?というくらいで。
劇的な展開はなく、偏屈な爺さんの日常が描かれていく。ときどき学生時代の記憶がはさまれながらね。
なのになんだろう。
まったく退屈はせず、ひきこまれた。
面白かったのだ。
いずれ頭を整理してレビューを書こう。
観終わった感覚は、とてもすっきりした明るい気分になるものだった。小説はそんな感じななかったと思うんだけど。もう一度、読み返してみようかな。
さて、ストラトス。
もうほとんどできた気分で、あとは細かい部品やデカールを貼るくらい。なので、一番手が止まりやすいところだよなぁ、俺の場合。
でも貼ってみると、やっぱり印象はかわる。
小さな部分も、大切に。
神は細部に宿る、というところかな。
こうして上からのぞきこむと、赤い消火器がみえるのが楽しい。まぁハンドルとかくっつけたら、見えなくなるところかもしれないけど。
アンテナとか、いくつか細かいパーツをつけて、クリア吹きで完成か。
もうできた気分。
いやいや、十里の道は、九里をもって半ばとせよ、ということでね。
完成まで、道半ば、ということであと少し頑張ろう。
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