新型肺炎の話

　新型肺炎で揺れる中国武漢から、大勢の日本人を載せた政府チャーター便が着いたらしい。政府は一人頭8万円也を請求する考えと報道されました。賛否両論あるんでしょうが。

　僕の考えは基本、個人は払う必要はなく費用は無条件に政府が持つ、です。理由は、国とはそういうもので我々は税金払ってるんだから。これは、(自己責任)という言葉が、まるで鬼の首を取ったようにいわれた、フリージャーナリスト安田純平さんがシリアで人質に取られ殺される危険が現実のものとなった時のことを思い出させる。いや、日本人は思い出さなければいけない。自己責任論者は、勝手に危ないとこに行った、取材してお金を儲けるんだろ…といったものだったろうが、間違ってる。あの場合も例えば身代金も国が全額もつべき、というのが正しい。理由は、彼が日本人だから。彼は日本人のためやばい仕事をしたのだというのも重い理由だけど、理由としては二次的だと思う。安田さんに自己責任を迫った人たちは、要するに安田さんに自分で払え、といったわけであり今回も政府の世話なんかならず自分で払えといってるのに等しい、ということを理解するべき。国民のためになることには金を使わないこのドケチな国を喜ばせることしか言ってないのですよ。どなたかが書いておられたが、パスポート申請費用がたまりにたまってて3000億円とかあるらしい。こういうとこに使えばいいじゃん。