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2019年11月16日07:01

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ヤブミョウガの実

千里第4緑地帯の奥に湿地帯があります。千里高校の東端に崖になってゐる小さな段丘があり、水が滲みだして出来た湿地帯です。そこにヤブミョウガ(藪茗荷)の群落があり、あたり一面に「実」がなってゐました。白い花も残ってゐました(二、三枚目)。

ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草で、薄暗い暗い林や藪に生え、葉の色や形がショウガ科のミョウガに似るため命名されました。ミョウガとあっても両者は全く違ふ植物です。夏から秋にかけて花茎が伸び、直径6ミリほどの小さな白い花が、茎の上部に段々に集まって咲く「一日花」です。

タイミングをずらして次々に咲くため、花期は1か月間ほど続きます。実も花と同じようにタイミングをずらしながら次々に熟し、その青藍色が美しいことから観賞用にも植栽されてもゐます。直径5ミリほどと小さいものの、多数がまとまってできるためよく目立ちます。


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