ホウキグサ

お隣さんの門脇にホウキグサ（箒草）の鉢植えがとてもきれいにモミヂしてゐます。
園芸店ではコキヤの名前で売られてゐます。
古名ハハキギ（箒木）と言って千年も前に日本に渡来しました。

「枯れた茎はホウキ、果実は食用に」と無駄がなく江戸時代には広く栽培されていました。
いまでも、葉や実を除いて茎を束ねて、家庭用の草ぼうきをつくります。
秋田の特産品「とんぶり」はこの果実を加工したもので、「畑のキャビア」などと言はれます。

三枚目の写真はかってあるお宅で見かけたホウキグサの箒です。
道の駅で見つけた小さいものを私も持ってゐます。
卓上や床に落ちた版木の屑や消しゴムの屑を掃くのに重宝してゐます。



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