mixiユーザー(id:3986894)

2017年03月16日07:03

373 view

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

青い花が緑地帯の野原いっぱいに星を散らしたやうに咲いてゐます。
イヌノフグリに違はないのですが、見つけたのはオオイヌノグリの花の方です。
在来のイヌフノリの方は3-5月にかけて、淡いピンク色をした小さめの花をつけます。

しかし、近縁種で帰化植物のオオイヌノフグリがその生育地をおほおかた奪ってしまひました。
フグリとは陰嚢のこと、果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることから牧野富太郎が命名しました。
イヌノフグリの果実の方が、陰嚢らしく、オオイヌノフグリの果実はさほど似ていないのだとか。

三枚目の写真はオオイヌフグリの果実ですが、これでも十分、犬のフグリを想像できます。
かっては普通に見られた野草でしたが、この頃はとんと見ることが少なくなりました。
オオイヌノフグリの別名は、瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳です。



「“つれづれなるまま”」のMixi版です。
Blog版をご覧いただける方は是非下記URLをお訪ね下さい。
http://stajiri1123.blog20.fc2.com/








0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する