交通事故と、私の悪い所…

昨日、帰宅途中に交通事故に遭遇した。

私がここの交差点に到着する直前にあった事故らしく、回りに居た人が助けてるみたいです。事故か…　　で、まだ道路に横たわってる年配の男性と、しゃがみこんでる金髪のアメリカ人。

近くにはＹプレートの車…

あ〜っ、アメリカ人の女性が歩行者と接触したんだな〜？と思ったんです。

スルーしてしまえば良いのに、この加害者は日本語がしゃべれないだろうな〜？　周りの人も困るだろうな〜？と思って、車を少し先に停めて現場に走りました。

困ってる人が居れば、黙ってられないんですよね…


本当に事故直後だったのですが、ＢＭＷのダンディーな方が119番して状況を説明してます。

もう一人の方が被該者の方を歩道まで移動させ、話をしてます。

さて、私は何をしよう…

まず、被該者の怪我の具合を診ます。　そ〜っと全身を触り、痛い場所を特定し、打撲なのか擦過傷なのか、挫傷してるのか…

場合の寄っては骨折してるかも知れ無いですよね〜？

患者さんの状況が分ったので、加害者です。

アメリカ人女性。ナンバープレートが『Ｙ』なので米軍関係者ですね！　基地の救急で有る９１１番（日本の110番）には電話をしたか確認。　本人も動揺してるのですが座ってもらい、深呼吸です。

救急車が来る前に、今度は被該者の家族に連絡です。　帰りが遅いから心配するでしょうしね…

丁度、ポケットから携帯が落ちたので、本人に家族に連絡したいので電話して下さい。状況は私が説明します！と伝えました。

この方の携帯、ロックが掛かってて本人で無いと電話帳を見る事も出来ないし、掛ける事も出来ないんです…

電話をしたのはお嬢様です。

電話に出るなり、　『ナニ？』　って言うんです。そりゃ〜そーですよね？　父親から電話ですからね…　　で、お父様が事故でこれから救急車で搬送される事を伝えました。

どこの病院に行くかはまだ分らないですが、出来ればココまで来てもらえますか？と伝えると電話を切ります。事故現場から家までは100ｍくらいだったので…

しかも、オレオレ詐欺でも無いんで…　

さて、救急車が到着し被該者が搬送されます。一応、被該者の方に、今何か服用してる薬剤は有るのか？は確認してましたが、何も服用してないと！

何か服用してると、その薬剤によって出来る治療と出来ない治療が有りますので、ソレを救急隊に伝えたいと思ったんですが、無いとの事です。

加害者は…

９１１に電話したら、向こうから折り返し電話が来るそうで、待ってるって言うんです。事故状況が知りたいって救急隊が言うんで、本人に聞きます。

どうも交差点を右折した時に歩行者に気が付かないで接触。

接触後に気が付いて停車らしいです。

怪我人の事を心配してますが、意識レベルは高く、会話も出来るし、足が痛いと言ってると伝えた。

そこに奥さんが到着。

走って来たんでしょう？は〜は〜言って半べそ状態です。

奥さんの話では昨年大きなオペをしたので心配だって言うんです。

え”〜〜〜〜っ！？　さっき何も薬剤は服用してないって言ってましたよ〜？？？　　って事で、救急隊の人と、要確認です！　と言ってた所に警察の方が到着。

来たのは顔見知りの警察官で、あっ！　　なんてお互いに挨拶してると救急隊の方がお知り合いですか？って聞くんで、ついつい

『　この前、職務質問されたんで…　』


ココが私の悪い所ですね…　（笑）

被該者の怪我も命に問題が無さそうだし、ちょっと安心してしまうと、血が騒ぐんです。（爆）

いえ、条件反射です。（爆爆）

すいません…

で、警察官の方に通訳をしてあげて、米軍基地からも米軍の警察がコッチに向かってる事を確認し、通訳も一緒に乗ってるらしいので、私はこの辺で帰ります！

さて、この交差点、暗いのでいつも危ないな〜？と思ってました。

何と出来ないですかね〜？