旅もいよいよ最終日、14日(月・祝)の朝を迎えます。
この日、秋田の最低気温は7.8℃。
前日の函館よりもさらに冷え込みましたが、平年の最低気温でも9.5℃。
普段よりも少し寒い程度、ということでしょうか。
早朝のひんやりとした空気の中、秋田駅へ。
最終日のトップバッター、奥羽線上り始発2328Mで大曲を目指します。
10月14日は鉄道の日。早朝から夜まで、秋田・岩手・山形と列車でジグザグ旅です。
四ツ小屋付近を走行中、後続の「スーパーこまち6号」に並ばれて先を越されるとは
大曲で、田沢湖線の824Mに乗換えます。
角館に田沢湖と、途中下車の誘惑にかられますが今回は我慢
田沢湖付近では、前方に秋田駒ケ岳を眺めます。
岩手県に入り、北上盆地に抜けると左手に岩手山の姿が。
盛岡の街はもうすぐです。
盛岡に到着。
駅前のバス案内所で、市内のバス路線図と時刻表を入手します。
7月の東北旅では、18時過ぎに盛岡入りしたため案内所は既にクローズ。
そのときのリベンジ達成となりましたが、今回はそれだけのための盛岡入り
盛岡からは、東北線1532Mで北上まで乗車。
次の列車の接続に時間があるので、北上駅前をぶらつきます。
駅舎のトイレに近づいたら、青森駅や八戸駅と同じサイン音が
駅前のバス停を覗いてみたらビックリ!!
北上市でもバス路線の活性化に向けていろいろと取り組んでいるようですね。
例えば、さくら野百貨店に「まちなかバスターミナル」を設けたり、
http://www.city.kitakami.iwate.jp/sub03/shukuhaku/shukuhaku02/page_6522.html
北上線と並行する藤根十文字方面では、日中30分間隔のうえ始終発時刻を延長。
http://www.city.kitakami.iwate.jp/sub03/shukuhaku/shukuhaku02/page_6523.html
駅に戻ると、なまはげたちが出刃包丁を手にコンコースを「武装制圧」
そのまま1番線ホームに乱入し、電車の乗客たちを威圧します
実は、北上駅での鉄道の日イベントの一環。
秋田県観光キャンペーンのPRのため、やって来たのだとか。
http://www.iwanichi.co.jp/kitakami/item_36536.html
北上からは、北上線の731D。
単車とあって、行楽客や旅行者で賑わいます。
車窓右手に錦秋湖(湯田ダムのダム湖)が広がり、大変美しい景色を眺めます。
湖を渡り、ほどなく左手に湖の大パノラマが目に飛び込むと、ほっとゆだ。
半数近い乗客が降り、新たな乗客と入れ替わります。
かけ流しの温泉が楽しめる駅ですか、降りたい衝動にかられます
列車は秋田県に入り、やがて横手に到着。
奥羽線で「SL秋田こまち号」が運行されるのに併せ、駅前では「横手駅西口祭」が開催。
祭りの賑わいには目もくれず、8分の接続待ちを使って横手バスターミナルを覗き見
横手からは奥羽線2438Mで南下します。
発車後すぐ、「SL秋田こまち号」に使うC61が目に飛び込みます。
大勢のギャラリーが集める中、転車を終えたようです。
ちなみに、駅ホームにはC61とともに高崎からやって来た旧型客車たちがお休み中。
車窓右手には、鳥海山が見えます。
いつも羽越線で目にするアングルとは異なる姿をみせ、新鮮です。
山あいを抜け、山形県に入ります。
新庄での待ち時間が1時間ほどあるので、駅前の「急行食堂」へ。
駅ナカのレストランでの「いも煮ラーメン」も気になりましたが、鉄道の日なので
鉄ドル・木村裕子さんもご来店したそうです
http://tabelog.com/yamagata/A0604/A060401/6000907/
定番「とりもつラーメン」をいただきました
新庄からは奥羽線1440Mでさらに南下し、山形へ。
山形到着直前、馬見ヶ崎川を渡ると河畔に多くの人たちが楽しんでいる様子。
もしや芋煮会でしょうか。
山形駅前から、山形商工会議所の「中心街100円循環バス」に飛び乗ります。
中心商店街の七日町界隈をぶらぶら。
当初は1時間で山形を撤収するつもりだったのが、ぶらつくうちに時間オーバー。
1本後の列車で撤収することにします。
上山or高畠で、もう1湯目論んでいたのですが・・・
七日町のバス停。
自転車通行帯が整備されており、自転車と交錯しないよう注意を促す看板があります。
再び「中心街100円循環バス」に乗り、山形駅に近い十字屋前で下車。
山交ビルバスターミナルをちょっと覗き見。
駅に戻る道中、旧ツアーバス組各社の高速バス停を見つけました。
山形では駅に近い場所にバス停を確保したようで。
山形駅に戻り、719系な奥羽線444Mで米沢を目指します。
本日乗車した電車6本中、唯一の非701系です。
早速、山形駅の駅弁「山形特選牛めし」を夕食にいただきます。
牛肉のうまみがたまりません
そして米沢からは、アンカーの米坂線「べにばな」。
3時間近く揺られて新潟に到着しました。
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