多分日本で『エレクトラウーマン&ダイナガール』のことを調べているなんて人間は僕だけだろうから、それだけで第一人者だ。
この作品については「BJ PRESS 26」で詳しく書いたけれども、まあいわばTVシリーズ『バットマン』のパチもので、あれをさらにチープにした感じで1話15分で土曜の朝の子供向け番組群の中の1コーナーだった。
ただし、『バットマン』のパチものとは言ってもヒロインとパートナーがレオタードでアクションするものだから、子供のセクシャリティを刺激したことだろう。
STARLOGの2003年の記事を読んでいたら、ダイナガールを演じたジュディ・ストランジスへのインタビューがあって、ちょっと感心することがあった。
『バットマン』のパチものと言われる『エレクトラ・ウーマン&ダイナガール』だが、本当にそれを目指して作られていて、そもそも『E&D』を作ったサム・ストランジスはもともと『バットマン』のプロダクション・マネージャーをやっていた。それで『E&D』を作るときに、自分の妹をダイナガールにしたわけだ。道理でゴージャスな美女のエレクトラ・ウーマン(デイダラ・ホール)に対して地味目なわけだ。
で、このサムだが、『バットマン』の制作中にサムの奥さんが逝去し、これを知ったバットマン役のアダム・ウエスト、ロビン役のバート・ウォード、そしてキャットウーマンのジュリー・ニューマンが毎週末にサムの元を訪れてお見舞いにきたそうだ。
こんな話喜ぶのはゆうふぉさんの旦那さんだけだと思うのだが・・・
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