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2022年05月26日09:45

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もやしは犠牲者

ウクライナ侵攻によるインフレ圧力はさまざまな産業に及んでいるが、大多数の企業は値上げに踏み切っている。報道によると、それをできないのがもやし業界なのだとか。野菜はジャガイモとタマネギがかなり値上げしており、スーパーを悩ませている。消費者の財布のヒモを緩ませるには、何か対策を考えざるを得ない。

そこでスケープゴートになっているのがもやしだ。原料となる中国産緑豆だって栽培に必要な燃料が値上げしているのに、価格転嫁できない。もやしだけは価格を据え置きたいというスーパーが多く、大半は値上げ交渉にも応じてもらえないのだとか。実は、経営環境の悪化で生産者はこの20年で8割も減少している。このままでいいわけはない。

わが家でもやしが食卓にのぼるのは、ラーメンや味噌汁の具、野菜炒めや肉炒めなど。それほど必要不可欠な食材ではないけれど、スーパーで買っても1袋30円くらいのもの。別に家計を圧迫するような食品ではない。これだけ生産者が減っているのだから、少しくらいの値上げは我慢すべきではなかろうか。仮にこの食材がスーパーから消えたら、初めて消費者はその有り難さに気付くのかもしれない。

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