新年おめでとうございます。
農歴の元日を迎えました。これから
いよいよ新しい時間が始まるのを感じます。
寅については先日お話ししましたが、十干のサイクルも、
大小が入れ子のようになって五行の巡環運輪をしています。
その中で、昨日までの辛丑から、今朝は壬寅となりました。
ご存じのように、辛は「かのえ」と読まれます。金の性ですね。
壬は「みずのえ」で水の性に当たります。金性の粛�辧�譎険が終わり、
本来の智識が復活してくるという順序でこの世界の時間は流れています。
今年と来年は、水の性が発現される時間で、天地の正気が現れてくる
とも謂われます。各個人にとりましては、本来の智慧が発揮され易い
絶好の時期となります。という意識を持って出発したいものです。
壬の水は、易では陽の水、坎☵で、陰の水は兌☱です。この場合、
陰陽の区別は能動的か受動的かと考えると分かりやすいでしょう。
陽の水は、河川や雨のように流動的で、陰の水は沼や池の如くです。
今年は、万物に慈雨が降り注ぐ年であってほしいですし、又、我々は
さらさらと澱み無く流れる浄水のように、溢れる情報に振り回されず、
目先の物事に囚われず、自身固有の元神を信じて進みたいものです。
どなた様にも、特別の良い年になりますように！！
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