3/20池袋鉄道模型芸術祭

この日は池袋のイベントの為出掛ける事にした。感染症拡大以来初の本格的な鉄道模型ベントであるが、非常事態宣言はこの週末まで続くだけに開催されるのかと言う点が気になるが、無事に開催されて一安心となった。駅周辺ではフライング宣言解除の為か人が多かった。会場内は左程人出が少なかったが、集客数の多いイベントがなかったのではないかと思われる。
会場に到着すると先ずは地下での小規模サークルの様子を見る事にした。例年であれば地下のロビーにはプラレールとブロックのサークルが展示を行っているが、今年はなかった。規模からすると十人以上のサークルと思われる為感染症対策の関係で出展を見合わせたと思われる。地下階では5サークル程の展示が行われていた。小規模であるが故に個性が出しやすく特色のある展示となるのは面白い。ただ毎回常連である事から何度も見たものが多く目新しいものがなかった。昨年中止になった事もあり2年分の成果が見れると思っていただけに残念な面もある。新作が見られなかったのは新作を作る状況ではなかったのか従来の改良に費やしたのかは不明である。
5階に移動し大・中期上サークルを見る事にした。畳一畳から10畳以上まで様々なサークルが出展をしていたが、この規模になると走行がメインでこれぞ鉄道模型の醍醐味と言える。ただ走行に限らず車両展示をメインとするサークルもある等様々な展示方法がある事を見せる。規模が大きくなるとメンバーも増える為、感染症対策から直前で出展を見合わせるサークルもあるかと思っていたがほぼ参加していた。今回のパンフレットのキャッチコピーが「見よ、不屈のモデラー魂を」となっていたが、文字通りに感染症を乗り越えた。良く言えば鉄道模型コンベンションやワンダーフェスティバルよりも規模が小さいので開催出来たと言えるが、悪く言えば規模が小さいと言える状況である。今後の様子は分からないが、コンベンションなども規模を縮小しての開催となると兼ね合いが難しくなる面もあるので一層不透明となる。ただ出来る範囲と内容でやるしかないと言う点は間違いがないので可能な限りで続けて欲しいものである。
この日は新宿方面に用事があったので新宿線で帰る事になったが、夕方だったので工事の様子が見られなかった。先に新宿の用事を済ませてから池袋に行けば良かったと後悔する羽目になってしまった。