今回は、「伊万里 染付 草花鳳凰文小碗(5客組)」の紹介です。
これは、特別な器でもなく、ごくありふれた小碗ですが、5客組になっているのが取り柄といえば取り柄でしょうか(^^;
ただ、この小碗は、昭和55年に(今から40年前に)買ってきたもので、特に魅力を感じたわけでもなかったものですから、買ってきて直ぐに押入れの中に仕舞い込んでしまったものですけれど、こうして、40年振りに対面してみますと、「おやっ?」と思うところがありました。
それは、高台造りが、ちょっと変わっているからです。「伊万里」にしては珍しい高台造りであることに気付いたわけです。それで、或いはこれは「伊万里」ではないのではないかな、との疑問も生じたわけですが、ここでは、40年前の私の感性を優先させ、一応、「伊万里」として紹介することにしました。
写真1: 立面
写真2: 見込み面
写真3: 底面
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 口径;9.9cm 高さ;4.5cm 高台径;3.2cm
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