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2020年09月09日01:37

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映画2本。

7日、降ったりやんだりなので、身過ぎ世過ぎは休み、野暮用で内神田へ。そのまま日比谷で映画2本。
まず、TOHOシネマズシャンテで、「オフィシャル・シークレット」。
2003年、英国の諜報機関で中国語通訳を務めるヒロインが、イラク侵攻を正当化する為に国連安全保障理事会メンバーの盗聴を要請するアメリカからのメールを受け取る。戦争はアメリカの侵略との立ち場を取る彼女は、この極秘メールをリーク。
メールを入手した新聞社は本物であるとの裏付けを取り、記事にするも、フェイクとするアメリカの反論の中、イラク戦争が始まる。
リークは無駄となり、彼女は自首。本来なら国家反逆罪だが、必要のない戦争を回避する為だったという理由で無罪を主張。これ全て実話に基づくストーリー。
記事にしていいものかどうかを尋ねる記者に、海軍の将軍は、情報を制限していいのは、それを知らせる事で国民に危害が及ぶ場合だけで、そうでなければ、それを知らせる事で政府や軍がどうなろうと知ったこっちゃない、と!
正に国民ファースト。こらッ! 日本の忖度ジャーナリズムよ、この精神が今、一番足りないんだよ!!
そして、起訴されたヒロインの裁判は、狐と狸の化かし合いの如き思わぬ結末へと…!

次に、TOHOシネマズ日比谷で、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」。
原題は「Little Women」で、まんま「若草物語」。
ロンドンで作家活動をする次女、ジョーの奮闘と、回想形式で入る四姉妹の生活。
1949年版は、南北戦争直後の古き良きアメリカの田舎町での家族愛の物語を、1994年版は、ウーマンリブを経て、女性の自立劇を後半のテーマに置いたが、「レディー・バード」(17)の女性監督&ヒロインコンビの本作は、その続編とも思わせる勢いで、社会における現在と過去の女性の立場を明確に表現。そして、すこぶる威勢がいい!
お話は、長女メグには既に双子の子供がいて、三女ジョーの死、四女エイミーと隣家のローリーの、更にジョーとベア教授の結婚までを描く。
13歳から結婚するまでのエイミーを演じ、アカデミー賞助演女優賞ノミネートのフローレンス・ピューに注目!
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