5/30渋谷駅線路切替工事1

この日は渋谷駅埼京線・湘南新宿ラインのホーム移設による線路切替工事の様子を見に行く事にした。東横線のホームが地下化されてから数年経ちようやくその跡地に埼京線・湘南新宿ラインが移動する。振り返れば長かったと思うが、本来であればオリンピック間際の完成だっただけに、工事が長引けは工事中のまま開催を迎える可能性があった。最も駅周辺では工事中のところが多くオリンピックが開催されていたらどのようになったのか気になる面もある。
先ずは渋谷へ向かうが埼京線・湘南新宿ラインは始発から新宿-大崎間運休なので山手線に乗る。渋谷駅手前からは工事用の車両や重機が見え大掛かりな工事が見れる。線路切替とは言っても線路の位置自体は変わらないが、ホームの高さが変わる為、それに合わせて線路の高さも変えなければならないのが最大のネックである。大崎・横浜方面行は変わらないが、新宿・大宮方面行は線路の高さを1m程度上げなくてはならない。何故線路の位置に合わせてホームを作らなかったのかと言えばホームの両側の高さが異なると不便な面があるからである。ホームの高さが異なる駅はそれなりにあると思うが、1m程度となると階段を作らなくてはならない為避けたかったと思われる。結局元から線路の高さを上下線で揃えておけば良かったが、上下線でホームを分ける場所がなかったのも原因の一つと思われる。埼京線のホームに入れないので山手線の車内から写真を撮りつつ恵比寿まで行き折返す。外回りから見える部分は限られているので再び渋谷を通り過ぎて原宿で新ホームの様子を見た後新宿へ向かう。
新宿では埼京線・湘南新宿ラインホームへ向かいその様子を見る。以前の渋谷駅線路切替工事同様1.2番線を埼京線、3.4番線を湘南新宿ラインで使い分け大宮方面へと折返して行った。その後高輪ゲートウェイへ行き戻ってくるが大崎で様子を見る事にした。時間があれば京浜東北線で横浜まで行き、湘南新宿ラインで戻ってくることも考えたが時間がなかったので山手線で戻る。こちらも以前の線路切替工事同様5.6番線が埼京線、7.8番線が湘南新宿ラインと別れていた。前回と異なるのは相鉄直通列車が増えた点であるが、湘南新宿ラインと同じホームを使っていた。丁度相鉄12000系を見る事が出来たが、乗る事が出来ないのでそのまま帰る事にした。