実はうちには泥棒がよく来る。
普通なら「エッ!?」となる話だろうが、ちょっと普通とは違う。
我が家には様々な果樹や作物が自生しているのだが、敷地に侵入してそれを盗まれるのだ。
ある程度田舎暮らしの方には、珍しくとも何ともない話だろうが、社内で話すと誰もが驚きを隠せないようである。
(社内で話す、つまり聞き手は東京人ということだ)
今週も朝倉山椒がごっそりやられていたので、残った実を小さいけれどすべて獲ってきた。
少し前は筍がたくさん掘られていたし、この後は梅がやられるだろう。
目くじらを立てていてはキリが無く、また下手に現場を押さえると後でどんな報復があるかもしれず、意外と我慢している人が多いのではないか。
本当に生活が苦しくて…という方なら喜んで差し上げたいが、多くはプライドが高いくだらん連中だろうから、関わりたくないのもまた事実である。
こういうジワジワ来るストレスとも、生きる上では戦ってゆかねばならぬ。
歳を取ると身体に堪えるのだが。
ログインしてコメントを確認・投稿する