奇特な人とはいるもんだ。今朝の早朝六時。窓の外の鉄階段に人の気配が。その人は二階に上がった後下りてきて、ドアをトントンとノックする音。
開けてみると、先日に庭の剪定というより育ちすぎた木を丸ごと伐採してくれるなど大活躍してくれたa野さんが、相変わらずの気持ちのいい笑顔を見せてくれた。この人が嫌な顔をするのを見たことがない。
なんでもどこかの現場の帰りとか。疲れた顔一つしないのだもん。
庭の掃除の後、三メートル近い丸太と超大型のごみ袋三つに満載した葉っぱや枝が階段の下に残ってた。試しに金曜日のごみの日に三袋出したらちゃんと持って行ってくれた。残りはゴミの日にこちらで捨てられるし、大丈夫ですよと伝えてたのだが、気にしてくれてたみたい。ほんとに文字通り、大男の彼はこともなげにひょいと残ったごみを乗ってきた車に積んで、風のように去っていった。
帰った後もなんか気持ちがよかった。働くこと自体が好きってのもあるんだろうけど。ナイスガイだなー。筑波の人。東北大震災の後の仕事でひょんな縁で知り合った。上の住人はずーっと仲良くしてるみたい。
写真は僕の部屋の階段側の窓。私道から丸見えだし、階段上る音がまる聞こえ。泥棒が嫌う構造です。
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