一昔前は、40代、50代といえば、”オッサン”以外の何物でもなかったような気がしますが、”アラサー”あたりから始まった”なんとかして若く見せる”方向の言葉は、いまやアラフォー、アラフィフを超えて、”アラ還”、つまり60台まで達しているそうです
。
そうであれば、筆者と同い年のこの日の主役も、まだまだ若いひとたちのマスコットみたいに扱われても、不思議ではないのかもしれません・・・
ということで、主役は当日記でもよく登場するピアニスト、糸井光さん。最近はサポートのみならず、ご自身のユニット「Sunray in rain」としての活動も増えている、お兄ちゃん的存在なひと。
そして、このイベントの首謀者といえば…、当然のようにこのひとが登場します(笑)
そうです、繭お姉さま
。本来はもっとまじめなひとのはずなのですが、筆者が最初にこのひとを観たのが、あろうことか「天然祭り」という名のついたはちゃめちゃイベント
。よって、筆者的繭さんセレクトとしては、当然この日は外せないことになります(笑)。
ちなみに、この日も、聴衆の中に繭さんがお初の方がいらっしゃった模様。やっぱりオモシロイお姉さまとして認知されるのかしらん^^
さて、このシリーズのクリスマスイベントも、もう当日記掲載分だけで3回目。つけられたタイトルも一段とパワーアップして、なんと「ヒマ」(笑)。でもって、会場も、半ば繭さんのお庭と化している、川口はキャバリーノさん。したがって、仕掛けるネタが年を追うごとにパワーアップしていくわけであります
。
こちらは、この日のスペシャルカクテル。「ヒマ」でもなんとかなる…ってことなんでしょうか
イベントは、半ばお約束のちょっと自虐的オープニング映像からスタート
。この日の出演者5組と糸井さんがツーショットで写っているのですが、全部お名前の文字で糸井さんだけが隠されてしまいます(笑)。
ちょっとした仕掛けですが、5回連続でくると、やっぱり”特別ないじられイベント”っぽくなりますね^^
本格的にいじられる?前に、まずは糸井さんご本人によるソロアクト。インスト曲を1曲演奏して、息を整えていきます。
え、ライブ鑑賞なのに”運動
”なの?
…いや、爆笑も腹筋使いそうでしょ^^
ということで、手始めにご自身が手掛けるユニット、Sunray in rainのステージから。上宮三佳さんとの2人ユニット。わりとゆったりとした曲が多い、癒し系のユニットなのですが…
そこはやはりこの日ならでは。三佳さんを待ち構える?糸井さんの顔には、う●こ顔が乗ったサングラス
。ツッコミを入れたかったであろう美佳さんも、うたうときはちょっとそっぽ向いてましたな(笑)。
お久しぶりとなっている間に、コメディっぽい「日本酒のうた」に続いて2枚目の音源「輪廻」が新しくできていました。この日も当然にステージで披露されましたが、やはりこのふたりらしい雄大な雰囲気があったでしょうか。雄大なのに、成り立ちは飲み友達であったり、茶々入れてみたり(ちなみに、三佳さん曰く結婚記念日を犠牲?にしてまでこちらのイベントに登場したらしい^^)。やっぱりこんなふうにおもしろいひとびとみたいです
。
#あえて、イルミめがねをされているバージョンを
使わせていただきました。
2番手に佐伯佑佳さん。前回の登場はこちらのように舞台にて…。
(2019年8月3日@王子)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12505441628.html
日頃のステージも、唄と演劇が融合したようなものが特徴的な佑佳さん。このお題でもやっぱりお話の舞台”ゆかのもり”が登場し、佑佳さんはその世界からいろんなことを発信していきます。
そして、こういう場所でも役立つようにできている?のが、佑佳さんのお芝居。鉄板の持ちネタの一つである「ホンネとタテマエ
」シリーズが、これほどはまるシチュエーションも、そうそうないかと思われるわけで。もちろん、餌食になるのは糸井さん。いや〜、こんなこと陰でいわれてたら怖いね〜。
でも、このひとの締めは「アイスクリームになりたい」
。ここらへんのギャップもまた佑佳さんらしいところ。どちらのスタイルも、おとなりにいる糸井さんが引き立つ感じですね
。
3番手には鈴音さん。前回は今年の春のUtaco.さんとのツーマン…。
(2019年3月24日@代官山)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12450888300.html
3月のステージも、ちょっぴりいじり倒し要素が入っている感がありますね。
したがって、あんまり直接的にギャグを言ったりはしないけれど、いじる技術?には定評があるのかもっていうステージ(笑)。
糸井さんからのリクエストという「カモミールミルク」に「忘れゆくように」のように、セットは結構真面目。しかし、こうやって糸井さんの期待?に応えておいてから、いろいろと場内を巻き込んで茶々を入れていくお姿は、意外なくらいさえわたったパフォーマンス。過去の当日記をさかのぼると、かの”天然祭り”に2回招集がかかっていたようで、実はさもありなん…だったのかも(笑)。
ちなみに、このひともご法事をけって?の登場だそうでして。
人望には違いないと思うのですが、この雰囲気ではツッコミどころに変わってしまうのが面白いところです
。
トリ前には潮崎ひろのさん。繭さんとは半ば”姉妹”ともいえるこのひとの出番となると、もう糸井さんの扱いも慣れたもの(笑)。なんたってワンマンで雑用係にしてしまいますからねぇ…。
対する糸井さんのボケ返しも負けてはいません。ひろのさんが奏でるトイピアノが鎮座するステージに、3色のLEDが点滅
するめがねをかけ(Sunray in rainのお写真で糸井さんがかけているめがねです)、さらにはちょんまげを付けてステージに登場。そのまま1曲目の「キラキラのかけら」に突入していきます。
もちろん、本来は応援歌のようなうたですが、ことさらにキラキラにフォーカスしたような演出に笑いが起きます。めがねはともかく、ちょんまげのほうは、行田(注:ひろのさんの地元)のほうの歴史的なものなんだそうですが、とあるギャグ番組のシーンを想像させる風体のまげに、笑いが起きるわけであります。
全部で5曲のステージ中には、「道」で弾き語りシーンも。普段はなかなかお目にかかる機会が少ない貴重なシーン。この組み合わせならではかもしれませんね。もっとも、このイベントでは、その貴重なシーンに入る前に糸井さんがネタとして使われます…。ついにステージ中に追い出されるようになっちゃったのね…
。
そしてやっぱり締めるのは繭お姉さま。
ピアノの前でスタンバイしている糸井さんも「全部盛り!」とばかりに、LEDめがね+ちょんまげ+タスキ+う●こ×4個…という重装備?で迎え撃ちます
。
この重装備の前に登場される繭お姉さま。もちろん、ネタ自体はご存知なはずですが、やはり覚悟していても耐え切れないくらいに可笑しかったのか、歌に入る前にご自身で爆笑
。
「う●こ視界から消しといて
」
…糸井さん、してやったりといった感じでしょうか^^v
クリスマスの時期ですので、セット自体は真面目なのですが、
(愛の魂→私の家族→Mother→クリスマスのうた)
ある意味盟友であるこのお二人。息がぴったりなところも、爆笑っぽいところも、どちらもお似合い。およそ10年とおっしゃるその月日の長さが、いかなる演出にも生きてくる感じがしますね
。
終演直後(撮影タイムです)の様子がこちら。
エピローグでのいじりは、昨年ほどではなかった…、いや、毎年恒例のレベルというべきか(笑)
やっぱりおめでとうメッセージはご自分で回収し、その間に共演者にはすべて逃げられるという、なんとも哀愁漂う幕切れ(笑)。まぁ、これも想定内…^^
なんだかこれだけ書くと、なんてお題だ
となりそうな感がありますが、他人のお誕生日をネタにするイベントは、当日記にはことしに至るまで、繭さんのこのシリーズ以外は登場していません。やっぱり、そこには抜群の信頼感がなければ成り立たないお題なわけで。じゅうぶん尊敬に値する”ひとあじ違った忘年会
”なんでしょうね。
いまから来年の期待をするのはどうかとは思いつつ、それでも次回のネタを待っている筆者がいるのでした。
ありがとうございましたぁ
。
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