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2019年12月18日06:42

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マンリョウ(万両)

昨日のセンリョウ(千両)は上を向いて実をつけます。今日のマンリョウ(万両)は下向きに実をつけます。千両より万両の方が重いからと、垂れさがる赤い実の方に万両と名が付きました。こじ付けもいいところですが、昔の人の洒落たセンスとも言へます。

本来センリョウは仙蓼でしたが、音が通じるためでたい千両と呼ばれるやうになりました。そのセンリョウに比べ、実が重くて(?)垂れさがって付くので万両と名付けられたわけです。しかし、別に実が重くて下を向くのではなく、実の付き方が下向きなのを、実が重いからと見立てたわけです。

千両の実の色は明るい朱色ですが、万両はやや暗めの朱色です。私は万両の色の方が好きです。写真で分かるやうに万両は葉のつく枝と実の付く枝が別で、しかも実の付く枝は葉の付く枝の下にあります。したがって上から見ると実が見えにくく、せっかくの綺麗な実を葉が隠してしまひます。



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