駅ビル内の書店を舞台に、しっかり者の書店員と勘の良い学生アルバイト店員のコンビが様々な謎に取組んでいく物語(ほぼ表紙の裏側のパクリ。。)
東京バンドワゴンは古本屋だったけれど、この本も同類の物語。
著者は、「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まい子氏。
表題作を含めて5つの物語があったけれど、それぞれの謎解きの後に監禁事件に関わっていたこととか、忘れ形見の孫の存在が明かされるなど後日談的な話もあり面白かった。
ただ、ディスプレイ・リプレイについては、犯人の動機がいまいち理解できなかった。結末は面白かったけれど。
気持ちよく、楽しく読めた本だった。
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