YZF1000R 雷帝 ＋ MICHELIN PILOT POWER 2CT　足出し　その後

　長く続いた週末雨の性で、随分と乗る機会が減ってしまって最近ようやく走り出す事ができた。腰を痛めて自重していたってのもあったんだけどね(苦)。雷帝の乗車ポジションは、私の体形(骨格)だと腰へのダメージが集中するのでかなりキツい(汗)。



　一度は足が決まった雷帝だけど、本当にこんな強前傾が必要なのか疑問だったのと、フォークの設定でヒントを得たので今一度標準姿勢(Ｆフォーク突き出しゼロ)からやり直してみた。

　で、一応最初よりも良いポイントを見つける事は出来たんだけど、結局突き出し有りの強前傾姿勢の方が自然なハンドリングになるって事が判った。見た目の姿勢は前傾だけど、乗り手の乗車感覚はフラットだしね。

　今回の再試行でカウルの有無での影響は有るにせよ、より強く影響しているのは車両とタイヤとの相性の問題だったと云う事で納得した。なのでPOWER 2CT装着中は強前傾姿勢に戻すつもりだけど、もう暫くの間はこの状態が続く物と思う。このタイヤが減らないので(笑)。ホントにこの性能とライフの両立には舌を巻く。クオリ２ならサイドは完全に坊主になって交換しているかどうかって所なんだけど、コイツはまだまだ楽しませてくれるらしい。



　売却したTRX 850とも一度一緒にツーリングを楽しんだ。現所有者は元々CB250Fに乗っていて、SPADA号と一緒に走った事もあるのだが、なかなかセンスのある乗り手で少々ペースを上げてもスルスル付いてきてくれる。TRXに乗り替えてパワーの面でおっかなびっくりな所もあるけど、乗り易さに関しては違和感は無いとの事。実際に走っている所を見ていても初めての車両とは思えないくらい自然体で走っていた。それを見てホッとした。長いコト熟成を重ねた甲斐があったなぁ。あ、これは自画自賛か?(笑)。