『「あり得ないことが、本当のようにね。」』
(「なつぞら」第108話 坂場一久のセリフ)
このセリフが気に入っている。
「M 愛すべき人がいて」小松成美 著 読了。
「M」題名からもあゆの曲が流れてくる。
電話のくだりを読んでいると、
「Appears」が流れてくる。
あゆは、ずっと自分の為に書いている
と思っていたから、
好きな人に手紙を書くように書いている
とわかって、
たった一人の誰かへのメッセージが、
みんなの心に響いたんだなと思った。
高校の頃、歌詞まで覚えた懐かしい曲の
舞台裏が見えた気がした。
『誰かを愛しているという感情を
自分にだけは隠すことをやめよう。』
『私にとって一番重要なことは、
自分にだけは嘘をつかない、ということだった。』
『「好きだ。いつの間にか好きになっていた。」』
(「M 愛すべき人がいて」小松成美 著)
思ったことをそのままにした、言葉は強い。
夢中になって本を読んでいたら、
イヤリングを片方どこかで落とした。
もう出てこないだろうな。
どこで落としたか見当もつかない。
気に入っていたが....。
そんなことは、もういいか。
本を読んでいたら、読み終わったら、忘れていた。
現実にあったことと、
心に思ったことを、
言葉に残していきたい。
なくさない、言葉を。
手紙みたいに書く。
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