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2019年02月28日09:46

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2019.3.16新潟交通ダイヤ改正を眺める(BRT・中心部・南方面)

遅ればせながら、ようやく投稿の運びとなりました。
今回は、BRT萬代橋ライン並びに新潟市中心部(Cグループ)、南新潟方面(Sグループ)の系統別増減便状況を眺めてみたいと思います。残る西新潟方面(Wグループ)と東新潟方面(Eグループ)は、次回以降とします。

運行本数は、バスセンターで入手した頒布時刻表によるものです。
手計算によるカウントのため、本数や増減数に誤記がある可能性もあります。
念のため、同社ホームページ掲載の運行便別時刻表での確認をお勧めします。
往路は郊外方面、復路は都心方面です。


※【BRT】萬代橋ライン
平日総本数 往路152本・復路148本
【B10快】 快速青山 25往復
【B10】 各停青山 往路98本・復路101本
【B11】 青山一(青山本村) 往路1本(-2)・復路2本(-1)
【B13】 西部営業所 往路28本(+2)・復路20本(+1)
特記なきは増減なし
なおB10各停のうち、ダイレクト便直通は往路24本・復路20本(小新線ML除く)

同社ホームページ掲載の改正概要にもあるように、西部営業所まで直通する【B10】が増強されます。ただ、全て【B10】【B11】からの差し替えによるもので、萬代橋ラインの総本数は変わりません。

新たに【B13】として運行されるのは、往路が新潟駅前10:52 12:02 15:36発の3本。その代わり、現在の新潟駅前13:12発が青山止めの【B10】に短縮されます。復路は西部営業所18:41発の1本。往路は高齢層の利用が多い日中の設定が目立つのに対し、復路は帰宅時間帯の設定となっているのが興味を惹きます。

ちなみに、小新線からモーニングライナーとして直通運行されるダイヤについては、【B10】の本数に含めております。


土休日総本数 103往復
B10快 快速青山 13往復
B10 各停青山 往路74本(+2)・復路71本
B11 青山一(青山本村) 往路1本(-4)・復路4本(-3)
B13 西部営業所 往路15本(+2)・復路15本(+3)
なおB10各停のうち、ダイレクト便直通は往路11本・復路12本

新たに【B13】として運行されるのは、往路が新潟駅前10:17 17:27 20:52発の3本。復路が西部営業所10:14 15:54発の2本。往路の増便は午前・夕方・夜間と見事にばらけ、ほぼ終日満遍ない配置となりました。

これらの影響で、【B11】の往路は平休日とも新潟駅前22:18発の1本を残すのみとなり、「青山一丁目」ゆきの行先表示を目にする機会は限られることになりました。


※東堀通線【C4】
平日 往路20本・復路25本(-1)
土休日 往路15本・復路15本
全便【C40】で運行

平日の復路、入船営業所21:30発→市役所前21:47着が削減されます。
この便は現行ダイヤの最終便にあたり、改正後は入船営業所20:35発が最終となります。


※西堀通線【C5】
平日総本数 往路36本・復路30本(-2) 
【C50】入船営業所(附船町経由) 往路34本・復路28本(-2)
【C51】臨港病院(窪田町経由) 2往復

復路の入船営業所11:20発→市役所前11:38着、入船営業所22:00発→市役所前22:19着の2本が削減されます。このうち後者は現行ダイヤの最終便にあたり、改正後は入船営業所21:00発が最終となります。

一方、往路では本数の増減こそないものの、市役所前9:45発→入船営業所10:04着が新設され、市役所前15:05発→入船営業所15:24着が削減されます。このため、前後時間帯の運行間隔は前者で45→20分(改正前65分)、後者で50分(改正前15→40分)に変わり、八千代橋線と重複する西堀通四番町以北では前者で14→11分(改正前25分)、後者で15分(改正前4→11分)に変わります。


※八千代橋線【C6】
平日 往路42本(+1)・復路43本
土休日 往路25本・復路24本
全便【C60】で運行

平日の往路で、新潟駅前11:27発→入船営業所11:55着が新設されます。
このため、前後時間帯の運行間隔は15→25分(改正前45分)、西堀通線と重複する西堀通四番町以北では11→14分(改正前24分)に変わります。
新設ダイヤの前便も5分繰り上がり、新潟駅前11:12発となったことから、古町での市役所前11:25発の西堀通線【C51】との運行間隔も現在の1分→改正後4分に拡大。重複区間での利用客分散が期待されます。
これら西堀通・八千代橋線の増減便で、重複区間では運行間隔の平準化が実施されたことになり、1便あたりの乗客数や古町での乗換利用者数に変化が及ぶのか注目されます。


※柳都大橋線【C7】
平日 往路18本・復路25本(+1)
土休日 往路11本・復路12本
全便【C70】で運行

復路の入船営業所11:25発→新潟駅前11:47着が新設され、これまでなかった入船営業所発11時台の便が設定されます。前後時間帯の運行間隔は50→40分(改正前90分)に。

以上から、入船地区の各路線をあわせると11時台に新潟駅前〜入船営業所の1往復が増便されることになりました。柳都大橋線の利用状況が引き続き堅調であること(昨年8月までの年間利用者数は、対前年同期比+6.6%。新潟市資料より)や、高齢者割引「シニア半わり」の利用データなどを踏まえ、増便に踏み込んだものと思われます。
一方、入船営業所発の東堀通・西堀通の両線で終発便が削減されるなど、利用者が少ないとみられる時間帯で縮小基調となり、メリハリの効いた増減便となった感がします。


※県庁線【C1】・市民病院線【S1】
平日総本数 往路91本・復路92本
【C10】市役所〜駅南 往路57本・復路56本
【C11】県庁〜駅南 復路のみ3本
【C12】美咲合庁〜駅南 往路5本・復路5本
【S10】市民病院 往路29本・復路27本(-1)
【S10M】市民病院ML(学校町経由) 復路のみ1本(+1)
*往路は新潟駅南口・市民病院方面、復路は市役所前・新潟大学病院方面

改正概要の通り、復路朝の【S10】1本を新設のモーニングライナーに差し替えます。
学校町経由の新潟市民病院7:17発→新潟大学病院7:59着【S10M】とするもので、総本数自体は変わりありません。


※鳥屋野線【S2】
平日総本数 往路47本・復路52本
【S20】曽野木NT 往路26本(+1)・復路32本(-1)
【S21】嘉木 往路11本(-1)・復路9本(+1)
【S22】酒屋 3往復
【S23】小須戸 7往復
【S20M】曽野木NT〜学校町ML 復路のみ1本

往路では、【S21】1本を差し替え新潟駅前12:40発→曽野木ニュータウン13:21着【S20】に。復路では、【S20】1本を差し替え嘉木11:27発→新潟駅前12:10着【S21】にそれぞれ改められました。前後時間帯の運行間隔は【S20】が往路40分→40分(改正前80分)・復路50分(同20分→30分)、【S21】が往路40分(同20分→20分)、復路40分→100分(同2時間45分)に。


※女池線(西跨線橋経由)【S5】
平日総本数 往路32本(-1)・復路34本
【S50】市役所発着 往路22本(-3)・復路20本(-2)
【S50D】D便新潟駅 往路10本(+2)・復路14本(+2)

改正概要の通り、【S50】2往復が【S50D】に差し替えられ、新潟駅前まで延伸。
一方、往路では市役所前8:44発と9:14発の【S50】2本が、市役所前8:59発→女池愛宕9:22着に統合・集約され、1本純減となりました。前後時間帯の運行間隔は45分→45分(改正前30分→30分→30分)に広がりました。


※長潟線【S6】
平日総本数 76往復
【S60】西跨線橋・市役所 往路19本・復路19本(-1)
【S60D】西跨線橋・新潟駅D便 往路8本・復路8本
【S61】駅南〜南部(営) 往路38本・復路40本(+1)
【S62】早通・西跨線橋・市役所 往路6本・復路4本
【S63】駅南〜大江山 往路5本・復路5本

復路朝の【S60】が差し替えられ、南部営業所6:35発→新潟駅南口6:53着【S61】に短縮されました。 前後時間帯の【S60】の運行間隔は17分(改正前9分→8分)となっています。

なお、頒布時刻表には往路の最終便にあたる新潟駅南口23:27発→南部営業所23:44着【S61】が記載されていません。しかし運行便別時刻表には記載されていることから、本稿では当該ダイヤに変更はないものとみなして扱うこととします。
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