10/14鉄道博物館

この日は開館記念日を記念しての鉄道博物館参りの為大宮へ向かう。池袋経由で向かうも既に開館時間を過ぎていた。しかし列の残りらしきものはあったので入場者は多かったのではないかと思われる。
この日の注目は夏にオープンした新館の展示である。5月に来た時は建物は出来ていたものの内装は遠目にしか見れなかった。オープン初日を逃して以来初の来館であるが、既に3ヶ月も経っていた。入館して新館へ向かうが途中にある通常展示を見ながら進む。転車台のC57はヘッドマークが無く開館記念のヘッドマークを付けた方が良いのではないかと感じた。その他は変わった所はないと言う印象であった。新館に入ると400系とE5系が展示されていた。E5系は全車現役なのでモックアップであるが、実物大の物を作ると費用と手間はどれだけかかるのかと言う点が気になる。400系はミニ新幹線として初の新幹線と在来線を直通した車両として展示すべきと思っていたが、今になっての展示となった。今までどこに保存していたのか気になるが、近くで見ると実車と言うのが嘘の様に綺麗な状態であった。新幹線の過酷な走行状況による痛みが全くない状態と言うのも不思議に思える。ここまで磨き上げるのに時間がかかっていたので展示出来なかったのかと思ってしまった。建物の外にはE1系MAXが展示されていたが、400系と共に並べて展示するべき車両ではないかと思う。新幹線初の全車二階建てと言う機能面だけではなく、新幹線通勤・通学を実現した功績は大きいと思う。建物1Fはこの他鉄道施設・設備の解説や鉄道関連職の説明等があった。上へ向かうと鉄道関連の歴史を展示するフロアがあった。あらゆる面から鉄道の進化の歴史が展示していたので興味深い。さらに改札のセットなど年代ごとに展示されていた点も良かったと思う。しかし1本の通路ではなく中央の入り口を中心に放射状に展示が広がっているので一旦入口に戻ってから再び移動と迷いそうになる。最上階はレストランであるが、一部広場となっているので外の景色を見る事が出来る。レストランでは新幹線を見ながら食事が出来るが、広場からでは在来線しか見る事が出来ない。
新館を一回りした所で通常展示を見る。展示車両で駅弁を食べたところで引き上げる事にした。帰りにTOMIX WORLDに立ち寄るも特に気になるものはなかった。