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2018年01月31日00:01

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ドラマ「精霊の守り人」反省会

週末、申告に必要な事務作業をしつつ最終話を視聴した。

私は守り人シリーズは10年以上昔に読んだけど、全10巻を最初から読んで、登場人物が成長するのを見守りつつ、それぞれの過去や今の心境というのが理解できたうえでの最後の戦いのシーンまで読み進めて、そして結末に至ったときに、登場人物たちの長い旅路になんとも言えない感慨を感じたのだが。

読者として10冊の本に1巻から付き合った長い道のりは生半可なドラマ化では納得できないというのが正直なところ。予算等の都合もあるんだろうが、1読者から見て、そこは削らないでというエピソードが改変されていたり。第三シーズンは少なくともあと2−3話が必要だったと思う。もう少し登場人物、世界観の深堀りをしてほしかった。

原作はボリューム的に、大河ドラマのような長丁場が向いている作品だった。

NHKはずっと変わらず(一部の例外を除き)大河ドラマでは主人公の生誕から死ぬまでの歴史ストーリーを繰り返しているのだけど、せっかく日本産の良質ファンタジーがあるのに、なんで大河ドラマ枠を活用しないんだと思っている。

西郷どんもわるくないけど、フィクションだけど「みをつくし料理帳」なんかもボリューム的には大河ドラマか朝ドラ枠でじっくりドラマ化できると思うんだけどなぁ
半年とか1年続くドラマはNHKじゃないともう作れないのだからその時間枠とパワーを有効活用してほしい。

ぶっちゃけNetFlixあたりと共同製作すればよかったのに。今一番コンテンツ作成に金をかけている会社なんだし。

赤毛のアンとかは何度映画化されても根強いファンから不満が出るのだという。私はL.M.モンゴメリーはさほど好きではないのでそんなに思い入れはないが、映画を否定する赤毛のアンファンの気持ちがよくわかった。

ビジュアル的には頑張っていたと思うが、正直原作ファンとしてはがっかりな出来だった

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