カレーパンのように見えたらシメシメなんですが、実はピロシキに自家製カレーを詰め込んだものです。ピロシキは近所のロシア・インビスで買うんですが、中身は挽肉、サワークラウト、マッシュポテトの3種類があります。一個200円位ですが、2個食べると十分のサイズです。
僕の母は大連でロシア人が売り歩いていたロシアパン(ピロシキなどの揚げパン)を祖母には内緒で買い食いしていたと言っていました。祖母は油が悪いからダメ、と言っていたようですが、母は「美味しいのよー」と言ってました。今僕がベルリンでロシアパンを買い食いするとその話を思い出します。
で、日本のカレーパンの起源についてなんですが、僕はロシアパンがオリジンだと思ってます。カレーパンが出始めたのは1930年代あたりのようですが、この頃既に日本には革命を逃れてロシア人が沢山いたので、その辺の影響もあるのではないかと思っています。
地中海地方にも揚げパンはありますが、これは砂糖をまぶした甘いもので、中には何もはいっていず、ちょっと違うかなと思います。これは所謂揚げパンのオリジンかもしれませんが。
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