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2017年07月01日13:48

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6月30日 志らく一門会  お江戸日本橋亭

6月30日 志らく一門会  お江戸日本橋亭
志らく師匠、マクラで弟子を気づかい、本編で心意気を語る、
緞帳が降りてから客席の一瞬の静寂に、感動の共有を感じました。
師匠の山は高い、お弟子さん達も、もっと頑張って欲しい。

立川らく者  湯屋番
立川志ら鈴  金明竹
立川志奄   お七
立川志らく   中村仲蔵

お弟子さん達の落語、肩に力が入りすぎか、師匠の前で緊張すぎか
これで客を帰す訳無い、志らく師匠に重荷がかかりそうです。
マクラで落語家の失敗を語る、仕込みを忘れたフォローの話し
金明竹で、たがやさん、では無く埋れ木やそうで、木が違っているを、
最初の言い立てでは言ったのですが、繰り返しで言わなかったフォローか
芝居でセリフを忘れた、中村仲蔵の導入につながります。
この中村仲蔵が凄かった、終演後に師匠が、少し変えました、と
斧定九郎の役作りに悩んだ仲蔵、雨宿りの蕎麦屋での出会い
出会った浪人像を、新しく作り上げ、仲蔵と浪人の会話を爽やかに
浪人は貧乏していても、人を見る目が有って、爽やかな人柄
これだ、斧定九郎は、やることは山賊でも、姿かたちまで山賊じゃない
役作りにつながる出会いを見事に表現してくれました、凄い
落語の穴をふさぐのに、落語を壊してふさぐか、作ってふさぐか
師匠の答えを感じました、素敵な夜でした。

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