安倍政権が政府主導でスポーツ好きの子供を広めようと「スポーツ基本計画」という新プランを発表したそうだ。要するに中学生のスポーツ嫌いを半減させるために学校や政府が半強制的にスポーツを押し付けようというもの。
で、当然これに反対する様々な意見が出てきたけれども、元陸上十種競技(デカスロン)の日本チャンピオンで現在は運動神経やスポーツ技能を売りにしているタレントの武井壮が言った言葉がすごい。
「スポーツが大好きで頑張った人が言いそうなことだなと思います。」
「そんなにね、スポーツ好きな子ばっかじゃねえし」
「ゲームやっているのが好きな子もいれば、アニメを見ているのが楽しい子もいれば、アイドルを応援しているのが楽しい子もいれば、勉強しているのが楽しい子もいるから・・・別にスポーツやんなくって、豊かな人生がならないってわけじゃないし」
うわあ、全くの正論だし、見事に政府の「若者と身体を鍛えておけ〜♪」という根底に見え隠れする思惑に対しての反論になっている。
うん、健康であることはいいことだと思うし、スポーツが身近になるようにするのはいいことだとは思うけれども、それとスポーツを押し付けることはまた別問題。
なによりもアスリートタレントとして活躍する武井壮がスポーツ庁のスポーツ政策に反対するのは決して得策ではないかもしれないはずなのに、それでもきっちりと反論するのはこの人がスポーツバカではないことを示していると思う。
しかし、それにしても例に挙げられた“スポーツ好きじゃない子”ってオタクばっかりじゃないか・・・
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-17180.html
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