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2016年11月29日21:00

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11月28日  シネマ落語の会  内幸町ホール

11月28日  シネマ落語の会  内幸町ホール
志らく師匠のシネマ落語、ゴッドファーザー、凄まじい落語を聴きました。
シネマ落語は、映画を見なくても楽しめるように作ってあるが、この噺だけは映画を見てから聴くと何倍も楽しめると、未見だったので、DVDを買って見ました。
任侠物やギャング物は食わず嫌いで見ていなかったのですが、名作だけあって楽しめました。
そして普通の映画紹介では、記されていないエンディング、師匠著のシネマ徒然草にはすこしありますが。そのエンディングは俳優の表情の演技だけで、悩みや不安や、堅気と暗黒街の住人の越えられない壁を表現していると感じ、これを落語にするにはどうするのか。ここまでの準備で臨みました。
ゴットファーザーの登場人物を、古典落語の名優たちが演じ、映画の場面一つ一つが江戸時代の物語で語られます、親分は天災の神学者、後継は花見小僧の徳三郎、敵役は五貫裁きの徳力屋、黒幕がやくざ奉行、与太郎も幇間も、良い位置の名脇役です。
注目のエンディング、俳優の表情は使えなくとも、落語家には言葉が有った。素晴らしい。
最後の言葉が流れた瞬間、会場の時間が止まった、と感じました。凄かった、名演でした。

落語バトル
前座  立川らくぼ  堀之内
二つ目 立川らく兵  親子酒
真打  立川こしら(遠峰あこ)  ご隠居に聞こう、道灌、つる、やかん、子ほめ、短命

トップは、らく兵さん、父親が酒をねだるのが可愛くて面白かった。
こしら師匠の、ご隠居に聞こう、は、構成は面白いのですが、話芸で聴きたかった。


立川志らく  天災
立川志らく  花見小僧
立川志らく  ゴットファーザー(上)
立川志らく  ゴットファーザー(下)

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