mixiユーザー(id:8642293)

2016年11月22日20:51

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「ピエタ」を読んで

 18世紀の水の都ヴェネツィアを舞台に、音楽家ヴィヴァルディとピエタに関わる人々との交流を描いた物語。

 本の題名である「ピエタ」って何のこと?という疑問からこの小説に興味を持ちました。「ピエタ」を調べると、「、聖母子像のうち、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く母マリア(聖母マリア)の彫刻や絵の事を指す。」とのこと。

 ということで、聖母マリアに関わる小説かと思いましたが、この小説の「ピエタ」とは、「孤児を養育するピエタ慈善院」の事でした。

 当然のことながら登場人物の名前はカタカナで、誰がだれか分からなくなってしまうんじゃないかと心配しながら読み進めましたが、登場人物も多くなく興味深く読み進むことが出来ました。登場人物もほとんど良い人でこういう小説が精神的に良い様に思います。。。最後は涙を堪えられませんでしたが。
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