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2016年04月20日10:07

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シェル

ショットシェルの口径表現方法は、重さ1ポンド≒454gの鉛球の直径を1ゲージ、1
/2ポンドの鉛球の直径を2ゲージ、というふうに表す。12ゲージなら1/12ポンド
鉛球の直径ということになる。ただし、410ゲージだけは例外で0.410インチを表
す。つまり拳銃などと同じような表記方法だ。

一般に使用されるのは12ゲージ、20ゲージ、410ゲージの3種類である。その中で
も最も多用されているのは12ゲージだ。12ゲージの直径をメートル法で表すと18.
5ミリである。拳銃や小銃で一般的に使われるものの中で最大口径が、50口径つまり1
2.7ミリであるから、ショットガンの口径の大きさが良く分かる。

ショットシェルは、火薬の入った金属薬莢部、その先にプラスチックのケースが被せられ
ていて、ワッズという緩衝剤を挟んで金属球が詰められている構造になっている。金属球
は色々な大きさのものがあり、その大きさと球の数でバック・ショットとバード・ショッ
トと呼び名がついている。

バック・ショットは鹿撃ち用、バード・ショットは鳥撃ち用である。バード・ショットの
場合、球の直径は2.03mm〜5.84mm。バック・ショットの場合は6.1mm〜
9.1mmである。他に直径1.3mmの極小粒のラット・ショット(スネーク・ショッ
トとも)、熊などの大型獣用に散弾では無く、一粒弾であるスラッグ・ショットがある。

散弾に使われる金属は古来鉛であったが、鉛害による環境問題から最近では鉄製のものも
増えている。鉄の場合、鉛よりも軽いのでシェルに詰め込む球の数は多くなる。その他、
警察などで使用される暴徒鎮圧用に、球が金属でなくゴムやプラスチックでできているも
のもある。

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