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2015年09月09日15:08

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9月8日  立川志らくのシネマ落語

9月8日  立川志らくのシネマ落語  紀伊國屋ホール
暑い夏の落語会は避けてましたが、落語を聴く事を復活です。
復活が年一回のシネマ落語、シネマ落語のゴーストも素敵な物語ですが
前編の寝床も宮戸川も、前フリの位置づけではなく、進化していました。
そして、全体が、江戸の風と落語の人情の詰まった、一つの素敵な物語。
こんな心地よい落語会は、なかなか出会えません、出会えて幸せです。

立川志ら松  山号寺号
立川志らく   寝床
立川志らく   宮戸川 上
立川志らく   宮戸川 下 ゴースト〜江戸の幻〜

立川志らく   寝床
プログラムには、寝床がゴーストの前編なのか解説がない。
最後まで聴けばわかるから、久々の落語を楽しもうとしよう、前編だから今までと同じと
思って油断していたら、さすが進化している、義太夫は語らないとふて寝の旦那のご機嫌を
長屋の人に説明が悪かった、旦那衆の義太夫と誤解されてしまっていた。
本当は旦那の独演会なんですよ、旦那だけですよ、と説明したら、押しかけて来た、だって。
こう言われりゃ、やらざるを得ないでしょう、素敵なセリフ、さすが苦労人の奉公人ですね。

立川志らく   宮戸川 上
お花に好意を持っていても、煮え切らないね、半七は。
弱気な半七が、流れに押されて、この先に何があるかと、思わせぶりに終わる前半

立川志らく   宮戸川 下 ゴースト〜江戸の幻〜
幸せを掴みそうだった半七が、幽霊になって、お花のために活躍する、宮戸川 下
霊岸島のおばさんが活躍し、幽霊の了見を教えるのが、義太夫に殺された番頭さん、
悪者が死ぬと地獄へ連れて行く死神さん、もう落語界のオールキャスト出演です。
半七の家の、一癖も二癖もありそうな番頭さん、幽霊にならないと幸せがつかめないのは
たちきり、で承知しています、半七もたちきりを、聴いていれば良かったのに。
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