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2015年06月26日21:01

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6月24日  この落語家を聴け!立川志らく

6月24日  この落語家を聴け!立川志らく  北沢タウンホール

志らく師匠の落語は、笠碁と柳田格之進、終わりのトークは、司会が広瀬和生さん。

立川らくまん  小町(芸名と演題に自信がない)
立川志らく  笠碁
立川志らく  柳田格之進
トーク  立川志らく・広瀬和生

立川らくまん  小町(芸名と演題に自信がない)
初高座との事、師匠の教えの通り、言葉をぶつけて頑張ってます、笑いも来てました。

立川志らく  笠碁
流して語っては、つまらない噺でも、志らく師匠の噺は、なんて面白いんでしょう。
碁で喧嘩する老人は、可愛らしくて、何とか仲直りしようとする、きっかけの思考がおかしい。
店の前で数字を数えよう、一、二、三、四、五、碁だ、何度聴いても、不思議な思考です。

立川志らく  柳田格之進
父親の身勝手から、身売りする娘の悲惨な人生は、落語のテーマになるのか。
柳田格之進を聴くたびに沸き起こる疑問です、でも今日は疑問より楽しんで聴けました。
身分違いの友達はありうるか、武士の対面を保つため疑いだけで切腹するか、
面目のためなら身を沈める娘と、そうさせる男、武士って窮屈だね、と庶民の了見か
首をもらいに行って、友達は切れないと、鬼になりきれなかった格之進、
それでも武士か、武士の前に人間だからか、つまらない嫉妬で身売りをさせた番頭の今後は、
鬼でも蛇でもない人間の姿を生き生きと語った、志らく師匠の落語が良かった。

碁友達、格之進がいなくなって、みのやが死んでから、碁は柳田様だけと、笠碁が出てきた
終わりのトークで、今日のアドリブのような事を言ってましたが、聞いた記憶があります。
おそらく、2014年、3月14日 銀座ブロッサムで演じたのではないかしら。
この日の志らく師匠の演目は、長短、笠碁、柳田格之進、でした。

トーク  立川志らく・広瀬和生
広瀬さんのインタビューは、志らく師匠に落語論を語ってもらおうとしたのでしょうが
導入の、落語低迷期に自分の言葉で落語を語る、志らく師匠がいたから、
現在の、喬太郎、白酒、一之輔に、落語の隆盛に繋がっている。
その志らく師匠の原点とも言える、落語のピン、立川ボーイズ、の解説で、時間オーバー
聴きたかった、落語の今日と未来、は家元の江戸の風の紹介で終わってしまい、消化不良
家元の江戸の風を、志らく師匠が、どうとらえ、どんな実践にチャレンジされるか、聴きたい

翌日師匠に聞いてみました。
立川志らくは、いかにして立川志らくとなったかの、原点とは言え、
いつまでも、過去の、落語のピンと立川ボーイズの質問を、どうお感じになりますか。
聞かれたから、サービスのつもりで、お答えになっているのでしょうか。
本来、聞きたかったのは、落語の今日と今後ですが、どうお考えですか。と
失礼とは思いましたが、勇気を出して聞いてみました。
師匠の答えは、ピンと立川ボーイズは聞かれたから、と言う事はありますが
らくまんさんの落語に笑いが来るように、コアな落語ファンだけでないと思って、
インタビューで、何回も聞かれる、
どうして落語家になったのですか、に答えるように過去を語りました。
落語の今日と今後ですが、落語の今日には危機感を持っています。
それは、客を喜ばせれば良い、との落語が多いからです。
大衆芸能とは言いながら、歌舞伎に対する大衆芸能であって、今日では落語が
客を喜ばせる、と言っても、限界があります、大衆芸能であっても古典芸能である落語なら
300席程度の小屋で、コアな客が多い客席に向かって、自分の芸をぶつけるような事を
落語ファンをうならせるような、落語を語れるようにしないといけないと思っています。
落語の現状には危機感を持っています。と、真っ直ぐに見つめて語って頂きました。
師匠、ありがとうがざいます、落語ファンとして、精進したいと思います。
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