日曜日、友達とMoabit地区でコーヒー・ケーキをした。壁が崩壊した後、もともとベルリンの貧民街?と呼ばれていたプレンツラウアー・ベルクに若者が集中したが、不動産価格は急激に上昇、お金のない若者達は隣接する安い地区に流れ出した。トルコ人が多かったノイケルンは急激に若者の街に変貌、続いて同じようなヴェディング区も。そして今若者が流入しているのはモアビット地区。こういう事を繰り返して町中の地価はどんどん上昇して行き、収入の少ない人達は周辺域へと押し出されて行く。パリもしかり、ここもまた同じだ。
で、たまに行くオーストリア風のカフェでアインシュペナーを飲み、たっぷりのクリームが載ったケーキを昼代わりに食べた。
家までは大方川沿いに行ける。川の両側には遊歩道になっていて自転車でも走れる。舗装されていない部分も結構あるのでロードバイクには向いていない。
青鷺が水面をじっと見つめていた。魚がいるんですね、きっと。
川沿いは昔産業地帯だった。水運が原材料と製品の運搬のルートだったので、今でも多くの古い建物が残っているが、町中に製造業はほとんど残っていない。
道は時々突然途切れたりする。土地所有権の関係だろうが、知っていないと迷ったりするかもしれない。ジャスミンのような花が香っていた。
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