久々にフレンチ臭がプンプンする自転車。ベルナール・キャレはフランスでも知る人は少ないようだが、アンクティルなどが乗っていたレーシングチームのルジューヌは実はキャレの制作したフレーム。3代続いたフレームビルダーだったようだが80年代半ばで工房をたたんだようだ。
キャレがプロ用に制作したフレームは多くがカンパパーツで組まれたらしいが、個人用オーダーの場合はフレンチパーツも多かっただろうと想像する。とにかく情報が無いのでよく判らないのだが、そういう感じで大方フレンチで組んだ。
ちょっと乗った印象は良好(イデアル80が硬くて長く乗れません、、、)。フレーム・フォーク共にSuper Vitus 971だが、硬くもなく、柔らかくもなく、乗り味はニュートラルな印象。
ペリシエのハブは割と古いものだと思うが回転は快調。
ストロングライト93(50/42)はヤスッて磨くのに相当時間を費やした。
ユーレはフロントがサクセスできっちりと揃っていないのが自分風。
オーダー以外にもルジューヌの中級モデルや各ショップの吊るし用なども制作していたらしい。オーダーフレームはロングポイントのラグにダイヤが抜かれているものが多いらしい。シートステーの蓋にはB.CARREの刻印がある。BB下には11の刻印があるが意味は全く不明。
バーテープは最近気に入っているNewbaumというメーカーのもの。軽くシェラックを塗っておいた。マファックのブレーキレバーはサイズ的に使いにくい!使っている皆さんはどうなんでしょうか。良い雰囲気のフレンチ・レディなので文句は言わず乗る事にする。
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