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2015年02月09日06:20

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発狂

私は発狂した。

もうひとつの修行していた表現の道、
それがアッサリと「無理」と宣言され、
私は何も人に伝える道をなくしてしまった。
精神抗鬱剤も睡眠薬も効かない。
私は静かに
あとくされのない、目立たない自殺の方法を考えている。
生きているこの中に、意味を見いだせない。
手足をもがれ、目を潰され、舌を抜かれた表現者など
生きていても狂い、のたうちまわるだけだ。

人は老いて、
糞尿をまき散らし、脳の内側から腐ってて死んでいく。
養母もパートナーもそうだった。
祖父も父もそうだった。
祖父の隣のベッドで紫色の液体をはき続けて死んだおじさん。
父の隣のベッドで「内臓の腐る匂い」を漂わせていたおじいさん。
私はたくさんの死を見てきた。
私の人生は死んで行く人と共にありつづけた。

糞尿をまき散らし、暴力でもって私を奴隷にした養母。
「『養女』は女中、血の濃い長老に金を全て預けよ」という
親戚の「養女いじめ」。

義母がまた弱った。
車での乗り降りも半身の力が衰え自由でなく、
まもなく病院にも通えなくなり
弱っていって
手間をうんとかけて死ぬだろう。

私の人生は結局
「幼少期に『穢れ』として徹底的に差別されること」
「人に美しいものを作って提供すること」と
「老人介護」
この3つだけだった。
子もなく、子育てのよろこびも大変さも知らず、
「女としては機能することなく」
親しい親戚もなく
私はひとりで死ぬ。
「美しいものも作れず」
「老人と夫の介護」
「そして自分の、みよりもない老いから死」

もう、まっぴらだ!

時期を観て
わたしは死のう。

ただまだ少し書き残したことがあるので、
それを書き尽くしたら、死のう。

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