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2014年07月26日06:26

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旅行記(243:島根横断<9終>-益田・風の丘広場-)

列車は1時間強で目的地の石見空港がある益田に着いた。
米子から延々と西に移動してきたのだが、ようやく終着点である。
益田駅前は再開発されたビルがあり綺麗な佇まいなのだが、それ以外に特に見るべきところはなく、一言でいえば地味である。
実感とすれば北海道の人口5〜10万人程度の特急が止まる街と似た感じである。
駅として一通りの設備は整っているが、それ以上でも以下でもない。
駅前で何かしら食べようかと思ったのだが、空港連絡バスが来るまでの間に食べられるようなファーストフード系の店はなかった。
(線路の反対側にある国道沿いにはロードサイト店が多かったが、駅の出口がなく大回りさせられる)
 
それでも連絡バスから来るまで30分程時間があったこともあり、ふらふらと駅前をうろついていた。
益田駅構内には今では珍しくなったチェーン店ではないCDショップが入っていた。
また石見交通のバス待合所の中にあるパックツアー案内には驚いた。
かなりアグレッシブな内容で、北海道の利礼ツアーが普通に含まれていた。(あまり行く人はいないと思うのだが…)
 
出発時刻よりやや遅れて空港行きのバスが到着した。
バスに乗った人は自分を含めて5人。さらに先程乗った列車で通路を隔てて座っていた人も乗っていた。
土曜日の夕方に乗るような人は少ないので、こんなものだろうと思っていた。
バスは益田市街地を通り過ぎ、明らかに空港のために整備されたような工業団地(スカスカ)のような場所を通り空港に到着した。
 
今まで様々な空港に行った事があるのだが、ここまで人の気配を感じない空港も珍しい。
ジェット機が飛ぶ前に行った利尻空港と同じくらい気配を感じない。
もうすぐ飛行の発着時間だというのに、お出迎えの車も、搭乗者の車の送迎車も見かけない。
空港の駐車場にいたのは、ランニングをしているおじさんだけである。
このおじさんは空港脇にある公園に向かって走って行ったので、ついて行く事にした。
 
高台の公園からは石見空港が一望できるのだが、ここまで空港以外に見える景色がないのも潔い。
入口には「イノシシ注意」の看板まであり、人よりもイノシシの方が多いのかと勘違いさせるレベルであった。
また公園内にはレーダーエリアもあるのだが、普通に近くまで行く事が出来るようになっていた。
(他の空港ならば間違いなく立入禁止レベル)
 
搭乗時刻が近づいたので、空港に戻った。
空港の規模があまりにも小さすぎるため、地元のお土産屋が一つだけしかなかった。
その場でお土産を買った上で、搭乗ゲートを通った。
夕食を何かしら食べようかと思ったのだが、値段が高い上にとある会社の人達が占領しており食べられるような雰囲気ではない。
結局、朝食の後はずっと食べられないままこの日が終わることとなった。
 
出発時刻が近づいてきたのだが、あまりにも人が集まらない。
結局私を含めて17人しか乗らないガラガラな飛行機で羽田に戻ってきた。
(だから簡単に特典航空券が取れたわけである)
あまりにもガラガラなため、ANAの飛行機では珍しいジュース提供2回目まであったくらいである。
 
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旅行日:2014/04/12(Sat.)
写真: 益田駅, 風の丘広場(レーダーエリア, 入口方面)
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