2013年のボストンマラソンにおける爆破事件とその後の捜査活動を描いた映画である。
ニュース映像だけでは感じにくい、痛みがよく伝わってきた。地面に置いた爆弾が爆発したから生残った被害者は足の切断を余儀なくされるわけで、、、病院のシーンでの治療の甲斐なく切断という決断がなんともやるせない。
その後市民からの情報提供もあり、犯人はスピード逮捕されるのだが、その時の市民の熱狂ぶりもすごいね。この犯罪は政治的テロというより逆恨みのようなものだから、日本だと加藤君の秋葉原殺傷事件が近いか。巻き込まれたのは何も罪もない一般市民なので、そりゃ市民の憎悪は犯人に向くわな。
アメリカのこの手の映画は大体において作りがうまいし、視聴後にポジティブになれるね。事件で足を切断された被害者が数年後のボストンマラソンで義足でゴールインするシーンは痺れる。自分だったら引きこもってしまうかもしれない。
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