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2023年02月21日19:25

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「染付 孔雀文 大鉢」

 今回は、「染付 孔雀文 大鉢」の紹介です。

 これは、一昨日、我が家の近くの骨董市で買ってきたものです。

 一昨日は、骨董市に到着してから程なくしてこの大鉢を目にしました。

 今は、大皿等は、飾る場所もなく、保管場所にも困るので、人気がなく、安くなっています。私も同じで、保管場所に困るので、大皿等は極力買わないことにしているところです。

 しかし、どうした風の吹き回しか、一昨日は、この大鉢の迫力に気圧され、疵が無いかどうかを確かめるために、拳の先でコーン、コーンと軽く叩いて確認するだけで、即決して買ってしまいました。その他、重さなどを確認もしないで、良く見もしないで買ってしまったわけです。

 店主の「大きいですから帰りまで預かっておきましょう、、、。会場内をゆっくり散策してきてください」との言葉に甘え、お金だけ払ってその店を後にしました。

 そこで、まだ会場全体を一巡していませんでしたので、まだ散策していない会場内を一巡し終えたところでこの大鉢を預かってくれている店に戻ってきました。

 ところが、預かってくれていた店主から大きな箱に入ったこの大鉢を渡された時はビックリしました! 「あれっ、こんなに大きかったっけか? こんなに重かったっけか?」とビックリしたわけです!

 そもそも、よく見もせず、手にとって持ち上げてその重さを確認したりもせずに買ったものですから、当然といえば当然ですよね(><)

 そんなことで、この大鉢を駐車場に置いてある自分の車まで運ぶのに難儀してしまいました(~_~;) しかも、一昨日は、駐車場が、骨董市会場からちょっと離れた場所だったものですから一層大変でした。途中、何度か休憩をとるほどでした(><) 後で量ったら、「鉢」と「箱」との合計で5.1kgありました(~_~;)

 ということで、運ぶのに難儀したという大鉢というものは、次のようなものです。


写真1: 「染付 孔雀文 大鉢」の表面


 ところで、この大鉢の口縁部分をよく見ましたら、この大鉢の口縁が分厚く造られていることがわかりました。

 普通、皿の場合は、底のほうが厚くなっていて、口縁にゆくにしたがってだんだんと薄くなっているわけですが、この大鉢の場合は、底のほうも分厚く造られていますけれど、それがほぼそのままの厚さのままで口縁になっているんです! それじゃ、重いわけですよね!!

 私は、「皿」と「鉢」の区別が分かりませんでしたが、この器物に接し、底のほうが厚くなっていて口縁にゆくにしたがってだんだんと薄くなっているものが「皿」で、底のほうも厚く造られていてそれがほぼそのままの厚さのままで口縁になっているものを「鉢」というのだろうと、認識を新たにした次第です(^-^*)


写真2: 「染付 孔雀文 大鉢」の裏面



 なお、この大鉢は、大きな箱に入っていました。


写真3: 「大鉢が入っていた箱」
     43.5cm×43.0cm×10.0cm

 箱の表面には、「大鉢入箱」と墨書されています。
 また、「大鉢入箱」の左側には、「〇〇横町 〇〇〇・・」と墨書されています。
 年号でも書かれていれば資料的には貴重になりますが、それはなさそうです、、(~_~;)



生 産 地 : 肥前・有田
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 口径41.3cm 底径23.3cm 高さ7.0〜7.8cm
      重さ3.1kg(箱の重さ2.0kg)







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