バーデン・ヴュルテンベルク州では毎年別の町で「ふるさと祭り」Heimattageが催される。今年はライン平野、ストラスブールの近くオッフェンブルク(Offenburg)が開催地。開催地だけでなく州内各地から色々なクラブが参加してパレードが行われる。ドイツ人、こういうのが好き。歴史的なコスチュームとかユニフォームとか、ドイツ人好きだなぁ。
特に歴史的考証に耐えるものである必要はないようで、コスプレに近い部分もある。
僕は友人・知人が古い自転車でパレードに参加するよう頼まれたという事で、1915年製のタンデムの後ろに乗って参加。先陣は勿論ドライスのラウフマシーネ。
そして続くのがフランス製1865年製のヴェロシペード。車輪がダメになってしまって、チェコの馬車作りに新しいのを作ってもらったらしい。結構軽快に走る。
古い消防車と並ぶといい感じ、、
こういうパレードに楽隊や馬は欠かせません。
パレードが終わるとソーセージとかビールで一息ついておしゃべり。
黒い森って、この赤いボンボンを付けた帽子が有名だと思うんだが、、これは黒い森の中でもほんの一部の地域だけで使われる。
村ごとに昔からある晴れ着の様式が決まっているので、見る人が見れば何処の人かが判るようだ。
こういった昔からの晴れ着は長い間若い世代にはウケが悪かったんだが、最近は復活している、というか今風に着こなすのが流行している。これって絶対コスプレの影響有りだと思う。タトゥーを入れた体でこういう服を着る、みたいのが流行っている。ゴシックみたいな範疇に入るのだろうか、、なかなか面白い。
昔の写真を見ても相当面白い衣装だなぁと感心する、、、
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