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2023年01月07日19:37

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復活

今日、6週間ぶりに自転車に乗った。
なぜ、6週間も自転車に乗っていなかったというと
骨折していたからである。

昨年の11月末に10日間、日本に一時帰国していた。
そのタイミングで、過去によく出場していたクリテリウム
が開催されるので出場した。
当然レースには落車は付き物だし大怪我する可能性があるこことも理解して
いたが、実際にはこれまでレースで大怪我したこともないし、レース結果より
安全を優先にした走りをするから大丈夫だと考えていた。

そして、レースの最終周。
ここで危険回避のために最前列まで上がるつもりだった。
しかし思いのほかスピードが上がり前に出ることができずに
15位ぐらいの位置でラスト半周のコーナー連続エリアまで来た。
この位置では表彰台は確実に無理なので安全を見越して後ろに下ろうかとも
考えたが、後ろに大勢の人がいるしゴール前でうまくいけば一桁は
狙えるかもという思いがありそのままの位置で最終左コーナーに突っ込んだ。
するとコーナーの立ち上がり付近で目の前のやつが落車した。
なすすべもなくそいつに乗り上げるように突っ込み1回転して地面に落ちた。
起き上がったときには過去の経験より鎖骨が折れていることはすぐに分かった。

一時帰国中なので8日後にはインドネシアには戻らなければならない。
過去2回鎖骨を折ったがバンド固定だけで治したので今回も何とか行けると思っていた。
ところが病院でレントゲンを撮ると鎖骨は2か所、そして肋骨も1か所折れていた。
これは手術が必要ですが、コロナ渦なのですぐに手術ができるとこは
なかなか見つからないでしょうと言われたので、これはまずいと思った。
しかしその後、いろいろ当たってもらい3日後に手術してくれる病院が見つかった。
そして手術から5日後、傷口も塞がっていない状態で飛行機に乗って帰尼した。

インドネシアに戻ってからの生活はそれなりに大変だったが一番つらかったのは
頸椎捻挫(むちうち)だった。
以前OGKのヘルメットは薄くて不安だと言ったが、今回真っ二つに割れて頭を
守ってくれた。
ただその衝撃は当然首にもかかっており、事故から2週間経った辺りで痛みが
酷くなり本当に辛かった。
ひょっとしたらこのまま治らないんじゃないかと不安になったが
4週間経った辺りからましになり始めた。

事故直後に骨が折れていると分かったときは人生最悪だと思ったが
骨折が足だったり、後遺症が残ったりした可能性もあったわけで
6週間後に自転車に乗れている今の状況を考えれば
これでもましなほうなのかなと思えるようになってきた。
今回の経験で分かったことは
「人生、悪いことばかりではない」ということと
「レースはやっぱり危険だ」ということだ。



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