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2022年05月29日09:42

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バブル再来?

不動産経済研究所の調べによると、2021年の首都圏の新築マンション平均価格は1戸あたり6260万円とバブル期を上回った。全国平均でも5115万円で過去最高。都心では新築のマンション建築用地が不足しているため、中古マンションも上昇している。首都圏の平均で4166万円に達しているから、こちらもバブルと言って差し支えないだろう。

私の義妹(妻の妹で、私より1つ年上)は、築50年くらいの古いマンションに住んでいた。私鉄の駅からは徒歩5分くらいと近いが、15年ほど前に近くに新しいマンションが登場。一気に日当たりが悪化し、何度か愚痴を耳にしていた。ところが、最近になって娘夫婦が住んでいる家へ移転することになり、マンションをリフォームして売り出したらすぐに売れたという。駅近の物件はシニア、子どものいないテレワーク夫婦に人気が出ているのだ。

私が田舎の取材を始めたのはバブル経済の真っ最中。数日で物件価格が変わるほど投機マネーが動き、都会も地方の有名観光地も庶民の手が届かないものになった。ところが、1990代の初めにバブル経済が崩壊し、その影響は20年ほど続いたのである。まさか今ごろになってバブル再来となるとは、私にとっても予想外。昔と違って投機よりは実需が強い印象だが、地方にも影響が出始めている。空き家問題とバブルが同時進行する異常事態については、改めて現状をお伝えしたい。

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