映画『ショーシャンクの空に』が、今夜、日テレ系で放送されるようですね。よい映画なので、おすすめです。この映画が公開されたのは25年ぐらい前でしょうか。DVDも持ってます。
私が好きなシーンは、無実の罪で懲役中の主人公アンディが、放送室を占拠して刑務所中に鳴り響くようにレコードをかけるところ。その音楽は、モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』第3幕の“手紙の二重唱”です。刑務所内の囚人たちは、天上の音楽のような美しさに聴き入っていました。
実はこの曲は、男たちの浮気を懲らしめるための「女たちの企て」のシーンで歌われるもので、偽の手紙を書くところなのです。私、主人公アンディが「脱獄」という企てを持っていることを、この音楽で暗示させていたのではないか…という見方をしています。
そういえば、オペラ好きの元首相の小泉氏は、好きな映画に『ショーシャンクの空に』を挙げていたけれど、この音楽が流れていたことが好きな遠因になっているような気がします。新国立劇場でワーグナーの『さまよえるオランダ人』を見に行った時、妙齢のおばさんたちに取り囲まれている小泉氏を見かけたことがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=mcTR3vO8hsg
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『ショーシャンクの空に』こがけんが語る魅力
注目シーン&セリフを紹介「がんばって生きるか がんばって死ぬか」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6963328
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