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2020年07月13日18:10

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高校後輩の学生映画。

12日の続き…。
高校の先輩から、母校である高知学芸高校の映画研究部(我々が在校の時は無かった)の創った作品がロシアで上映されるとのメールがあり。
一昨年、映画甲子園なる催しで最優秀作品賞を受賞したのは知っていたが、その作品、「シシリンシウム」(18)、ネットで拝見したが、私的には全く駄目で、技術的にも素人過ぎるし、内容も苛めの話でラストも後味悪し。
しかし、受賞を聞き、何故これが評価されたか考えてみると、技術的にはともかく、劇中の問題が何の解決もされていないラスト、そこにこそオリジナリティーを見出されたのではないかと。
現在発行中のキネマ旬報の特集、2000年代ベスト日本映画のベストワンが、私にとってのワースト作品というような事もある訳で。
その「シシリンシウム」が、今年、フィリピン、ロシア、アメリカ、ルワンダ、フランスの、日本映画祭や学生映画祭で上映されるというのが、ネット検索で分かった。
更に、昨年の新作が、またまた映画甲子園で、「安藤桃子の挑戦 映画で高知を賑やかに」が日本ケーブルテレビ連盟賞、「θ/余情(余情分のシータ)」が最優秀女子助演賞&最優秀撮影賞受賞!

早速、ネットにて、この2本拝見しましたが、「安藤桃子の挑戦」は、高知で独自の映画館を経営する安藤桃子監督の活動やインタビューを交えたドキュメント。
「θ/余情」は、またも苛めの話に姉妹の確執が加わり、暗いのはいいとして…と、もうこれは好みの問題ですわ。ただ、撮影賞というのは解せない。明らかに自動露出で撮っていて、カットによって人物の顔の明るさ違うし、何をもって評価されたのか?
それやこれやと欠点はあるものの、この3本、同じ女生徒による脚本、監督、主演(ドキュメントはナレーター)作品。今年、東京の大学に入り、将来は監督を目指しているそうで、より感性及び技術を身に付けて行けば、充分伸びる可能性は秘めているのも確か。
と、先生口調になっとりますが、今年の同窓会関東支部の総会がオンラインになったのが惜しまれるのも事実であります。

http://www.kochi-gakugei.jp/ob_movie.html
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