これまた今月号の「本の雑誌」に投稿した原稿。
SFマガジンの「百合」特集を読んでから妙に「百合」が気になって仕方がなくなってきた。さっそく『裏世界ピックニック』を読んでなるほど異世界冒険ものにこういう切り口があるのかと感心し、コミック『君に届け』を読んで感動して同作のスピンオフ小説『君に届け 佐伯沙弥香のこと』(1)〜(3)を読んでキュンキュンして、映画館に行ってアニメ映画『朝顔と加瀬さん』『フラグタイム』を観にいって涙ぐんで・・・おおよそ還暦を過ぎてまさか百合にハマるとは、と戸惑っていたけれどもふと「あ、そうか『メタモルフォーゼの縁側』のお婆さんってこういう感じなのか」と納得してしまった。うん、どんな年になっても良い物は良いのだ。
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