ウチではニオイスミレを地植えと鉢植えにしてゐますが、両方とも只今開花中です。寒さには強いが暑さにはかなり弱い多年草です。西アジアからヨーロッパ、北アフリカの広い範囲に分布し、また、バラ、ラヴェンダーとならぶ香水の原料花として、古くから栽培されてゐる花です。
草丈10-15cmで、茎は匍匐し、葉は他のスミレ類と同じく、ハート形をしてゐます。すみれ色またはヴァイオレット・カラーと呼ばれる明るい藍色が基本ですが、薄紫・白・淡いピンクなどもあるやうです。八重咲きもあり、パンジーやヴィオラに比べると花も小さく花付きはあありよくありません。
室内に置くと一輪咲いているだけで部屋中が馥郁たる香りに包まれるほどの強い香りがあるとのことですが、ウチのはそれほどでもありません。ニオイスミレとして知人宅よりやって来たものですが、ひょっとすると違うのかもしれません。路地植ゑだと4〜5月頃咲くはずですから。
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