緑地帯の周回道の歩道と車道の間に植え込みがあります。2Kmほどに亘って続く植栽は2,3年前にオタフクナンテン(お多福南天)に替はりました。もとはアベリア(花園衝羽根空木)が植えれれてゐましたが、全部引っこ抜かれてこれに替はりました。オタフクナンテンは昨日紹介したナンテンの園芸品種です。
背が高くならない「矮性」品種で扱いやすいことや、四季によって葉の色が変わることから、植栽に趣を添えるカラーリーフとして公園やショッピングモール等の植え込み等に幅広く利用されてゐます。ナンテンと一番違うところは花も実もつかないことです。
冬になると葉は見事に紅葉しますが、夏は黄色みがかった緑色をしてゐます。この道の植栽も緑の帯が続く景色に替はります。別名はオカメナンテン・ゴシキナンテンです。オタフクさんとオカメさんのモデルは違ふう人ですが、いずれも幸せを導く人です。それで縁起木になってゐます。
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