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2019年11月08日07:33

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クコ(枸杞)

緑地帯の草叢にナスの花そっくりの紫の花を見つけました。花と一緒に赤い実もついてゐました。帰って調べますとクコ(枸杞)の花と実でした。ナス科ですから当然花が似てゐて当たり前ですね。普通に空き地などに見られると書いてありましたが、野原では初めて見た花です。

中国、朝鮮半島及び日本が原産地です。株全体に薬効があり「不老長寿の源」と呼ばれる薬草でもあります。実は長い間、木の上に残り、翌年の花期に熟すため、花と実が一緒にできるように見えます。写真の実も実は昨年ヒュ頃のものが今まで頑張ってゐたのですね。

古くから、クコの実は「枸杞子(クコシ)−木蜜」、花は「長生薬」、根は「地骨皮(ジッコッピ)」、葉はクコ茶(延命茶)や「クコ飯」に使はれてゐます。主な効能は血圧降下、抗炎症、抗死亡解熱、血糖値降下などなど、薬理実験でも効果が検証されてゐて、まさに「不老長寿の源」と言へさうです。



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