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2019年10月28日06:31

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フウラン

普通は5-6月頃咲くフウラン(風蘭)がなぜかまた咲いてゐます。4-50年お付き合いしてはじめてのこと何やらおかしいことばかりです。フウラン(風蘭))は、日本原産のラン科植物のひとつで、江戸時代より、葉変わりや斑入りのものを選別・命名し、富貴蘭と言って栽培されてゐました。

現在も多くの品種があり100を超す園芸品種があります。ただし野生種は環境省レッドリスト(絶滅危惧II類)に指定されてゐます。樹木にくっついて生活する着生植物ですが、くっついている植物から栄養を吸収してはせず、ただ生活の場を借りているだけです。栄養を盗み取るのは寄生植物といひます。

成長はなかなか遅く、田舎から持ってきて50年近くなりますが、一向に大きくなりません。年間に生じる葉は一本の茎について2-3枚程度です。個々の葉は数年の寿命があり、初夏に花を咲かせます。忍ぶ玉や庭木につけて楽しむことができます。ウチのは園芸種ではなく自生種です。




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