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2019年07月12日23:49

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ドナドナと忘れられない1シーン

 TRX850 一号機が、最近やっと新しい飼い主の元へ旅立った。12年以上手元に有り、良くも悪くも運命的な一台であったので感慨もひとしおである。と言っても新所有者は会社の関係者で、これからもそれなりに目にするけどね(笑)。



 持ち主が完全に移ったのは朝一から陸運支局に車両を持ち込み、中古新規で車検を受けてナンバーが交付されたその時だった。新しいナンバーを車両に取り付け、燃料タンクのプライマリーやリザーブの使い方、トランクの開け方等をレクチャーした後、好天の中彼は走り出した。その後私は仕事をするべく会社へと戻ったのである。

 事件が起きたのはそれから数時間後。携帯を見ると彼から着信がある。何事かと電話をすると走行中にエンストしたとの事だった。で、状態を聞くとどうにもガス欠っぽい。リザーブを試したのか訊いてみると既にバッテリーが上がりかけてセルの回りが重くなっているとの事。リザーブの存在を忘れて色々しているウチにやらかしてしまった様だ。

 現在地を訊くと雄冬(!)。周辺には何も無く、仕方ないのでロードサービスを呼んだとの事。その後仕事を終えてから再度電話すると、ロードサービスが来るのに数時間掛かるとの事だったので、坂道を見付けて押しがけを試みたら(大型二気筒車の平地で一人での押しがけはほぼ無理)E/Gが掛かったので、そのまま自走で無事に帰ってきていた。

 無事に終わってみれば初心者アルアルな笑い話だが、初の大型車とも相まって、当の本人には忘れられない思い出となっただろう。



 一号機の足回りの設定は、車高も含めてほぼ純正戻しをしてある。タイヤ・サイズは純正に戻さなかったけどね。とても気持ち良く走れてE/Gの鼓動も心地良く、大変気に入ってくれた様だ。ヨカヨカぴかぴか(新しい)
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