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2019年05月01日19:25

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カーゴバイク

ドイツではカーゴバイクが大変普及している(といってもオランダやデンマークの方が更に普及しているのですが)。メーカーの製品から手作り品まで様々。今回友人のフレームビルダーが作ったものを自転車フェアに出展するというので、試乗を兼ねて会場までの陸送?を手伝う事にした。カールスルーエからフェアのあるゲルマースハイムまで約30キロ。このツーリング?の事は別に書きますが、森の中とライン川沿いの楽そうなルートを選んだ。
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この車の一番の特色はホイールベースが割合短い事、だから乗りやすい、というか普通の自転車に近い乗り味。カーゴスペースの大きな木箱はフレームに固定なのでハンドリングへの影響は少ない。但し木箱は重いし大きいので風の影響とかは受けやすい。が、不安になるようなレベルではなく、すぐに慣れて快適にに走れた。ただし同じ速度で走ろうとしたら使うエネルギーはロードバイクの倍以上かな。駆動系は2x9(電動アシスト無しです)でディレイラーは2000年頃のXTR、M960系。
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このバイクの一つの目玉は前輪の構造。リムは特製のディスクタイプ。これはお鍋を作るのと同じ製法ですね。このビルダーは鉄工のマイスターをやってから自転車屋を始めて、その後ビルダーになった人なので過去の自転車に囚われない割と自由な発想をしている。
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フレーム自体も前輪に延びるダウンチューブ?は左右非対称の非常に太いチューブで剛性感があり、しかもある程度ショックを吸収しているようだ。
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木箱は蓋を開けると小さな子供なら二人乗れるようになっている(シートベルト付き)。荷物を積んでも走りの感覚はほとんど変わらない。
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30キロ走るのに2時間以上かかったが、ゆっくり走るんだったらもっと距離を行けそう。速く走りたいならモーターのアシストがあった方が良いかも。帰路は渡し舟の最終に乗るために急いだが汗だくになりました。20kmh以上で走るのは辛い。登り坂はギヤ比がワイドなのである程度は問題無いけれど、ダンシングは慣れないと難しい。

僕なら木箱にせず、プラの箱とか軽いカーゴスペースにしてもう少し楽にしたいと思う。カーグバイクというのは非常に将来性が高井と思うが、普及するかどうかは道の整備状態次第。日本では難しいと思う。

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